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株式会社fcuro

株式会社fcuro

採択後、コーディネータにどのようなことを相談しましたか?

代表取締役社長CEO 岡田 直己 氏

具体的な悩みや課題だけではなく、弊社が何の会社で、どのような体制で何をめざしているか、といったことを話しているうちに、課題や今後の目標がクリアになったことが特に良かったと感じています。そのようなコーディネータの方との意見交換の中で、研究開発を軸にしつつも適切な売上を立てて、それを研究開発費に回すというモデルを再構築することができました。

ハンズオン支援で得られた具体的な成果を教えてください。

パートナー企業である三井住友海上火災保険とのPoCが実現しました。弊社のプロダクトやサービスに対する保険に加え、弊社サービスを活用して賠償事故が減少した場合の医師賠償責任保険等の再設計など、相互にメリットを生む形で検証を進めています。

その他にも、本事業支援では、当社のAIサービスの要となりえるハードウェアの開発や、新たなソリューションである医療文書作成AI「Carta」の開発が加速したことなど、多くの成果を得ることができました。

また、以前より模索していた大阪・関西万博の大阪パビリオンへの出展候補企業として選定され、当社の目標に一歩近づくことができました。

「起動」を通じて今後の展望にどのような変化がありましたか?

弊社のようなディープテック系のスタートアップは研究開発に5年~10年かけてグロースするのが一般的なので、私も最初は研究開発を重視した事業計画を思い描いていました。しかし、ハンズオン支援を通じて密にアドバイスをいただき、短期的な収益の創出も視野に入れた現実的な事業計画を描くことができました。

コーディネータの方からの財務面のアドバイスは非常に的確で、実現性の高い収支計画を立てることができ、実際にその計画に沿った成長軌道を描けています。そのため、今後もし資金調達などの交渉が必要になった場合も、自信を持って資金計画を提示できると思います。

応募を検討しているスタートアップへメッセージをお願いします。

「起動」はコンテンツを提供するだけのプログラムとは一線を画した、かなり気合の入った取組みだと思います。だから、こちらが本気で要望や悩みをぶつければ、本気で応えてくれます。「こんなお願い、失礼かな?」と思うような無理な依頼にも、自分ごとのようにあたたかく寄り添ってくれるので、本気で成長をめざすスタートアップには最適なプログラムだと思います。

担当コーディネーターより

同社については、本事業資金支援により同社全身検索型画像診断AIサービスが強化され、また本事業協業資金を得て医療機関への導入効果の検証が進む見込みです。
また、ミッション・ビジョン・バリューを再認識しながらビジネスマインドを醸成したことにより、新たに医療文書作成支援サービスを開発されました。これにより、長期ビジョンの中で病院現場への同社サービスの導入展開が具体的に描けるようになりました。さらに、万博出展候補企業としての可能性も見込まれ、本期間をターニングポイントとして、今後、大きく発展されることを期待しています。